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【レビュー】Bose QuietControl 30 ワイヤレスヘッドホンを買ってみた

いつから11月11日は「いい買い物の日」になっちゃったんでしょうね。

急に広まったハロウィンといい、商売してやろうという気が透け透け見え見えですが、せっかくなので「フライングいい買い物レビュー」をしてみます。

 

レビューするのはBoseの「QuietControl 30」です(以下QC30)。

Bluetooth接続のワイヤレスイヤホンで、ノイズキャンセルの強弱を調整できるというBose渾身の1作。人気も高く現時点(発売後2週間ほど)では量販店はどこも品薄のようですね。 

 (ネット通販ではどこも売り切れで長期戦を覚悟していた時に、たまたま立ち寄った家電量販店に普通に売っていたので、うっかり衝動買いしました。ラッキー。)

 

先にまとめておくと(あくまで素人の感想ですよ)

  ⭕️クリアな音、高いレべルでバランスが取れている。ややドンシャリ気味もまとまり良く楽しい音。

  ⭕️可変ノイズキャンセルは非常に有効。効きを強くしても音質は変わらない。

  ✖️付属の取設が簡素すぎてセットアップに手こずった。

 (総評) 値段は少し高めに感じるが、それに見合う音質、機能(ノイキャン)はある。オヌヌメ

   ※試聴環境は主に iPhone7plus + ONKYO HF Player、QC30のエージングは約30時間です。

 

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   iPhone7plus,ポートレートモード

 音質は私が想像していた「Bose=重低音」のイメージとは異なり、かなりバランス良い音だと思います。しいて言えばやや低音多めのドンシャリですが、低音がボワつくことも、高音や女性ボーカルのサ行が刺さることがない絶妙なチューニング。

解像感、定位もしっかりしています。ちょっと前まではBluetoothイヤホンというと「音質とワイヤレスのトレードオフ」のような風潮がありましたが、QC30ではそんな心配無用です。

 音場は特別広くも狭くもなく。普通と言っていいと思います。その分、音にまとまりがありノイズキャンセルの効果もあって音楽に集中できます。上記のチューニングも加わり、場所によらず密度の濃く楽しく音楽を聴くことができます。ライブ行きたくなります。街中でうっかり踊り出しちゃいます。

 

  ノイズキャンセルは効き具合をスマホアプリまたは本体で調節できる優れもの(たぶん1番のウリ)でして乗り物など騒音の大きい場所では強め、街を歩いているときは弱めなど、その時々で調節できるのは思いの外便利です。また、ノイズキャンセルの効き具合を強くしても聴いている音楽の音質が変わらないのは、Boseが長年蓄積した技術の高さを感じました。

 

 電池は充電式でUSBから給電可能。モバイルバッテリーが使えて便利。公称はフル充電で約10時間再生可能とのこと。実際使ってもそんな感じです。

 

 現時点でこの製品には非常に満足しているのですが、不満点を挙げるなら付属の取説が簡素過ぎること。付属のペーパーは使用上の注意と、極めて簡単なセットアップ方法が書かれているだけ。

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   こんな感じ。2ステップで接続完了の簡単仕様。

Bluetoothヘッドホンを初めて使う人は戸惑うかもしれません。とはいえ、Boseのサイトにはちゃんとした取説もありますし、他のレビューサイトでは写真入りで解説もしてくれていますし(笑)。

 

 Bluetoothヘッドホン(イヤホン)は、iPhone7シリーズからイヤホンジャックがなくなったこともあり注目度が高く、各社がこぞって新製品を発売しています。実際、使ってみると、iPhoneDAPと耳の間のケーブルから解放されるというのは想像してたより快適。ケーブルが物理的にジャマにならないだけでなく、タッチノイズもほとんどないですし、ネックバンド型であればちょっと外した時のイヤホンの置き場に困りません。今回紹介したQC30は一般に高価な部類に入るイヤホンなので(それに見合う満足は得られたのでレビューを書いてますが)、敷居が高く感じるかもしれません。そうであれば求めやすい価格帯のものも多数ありますので一度、試ししてみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

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