ときどき写真の話をしよう

趣味の写真の話(ときどき)、雑談、買ったもののレビュー的な何かなど。

谷中レトロカメラ店の謎日和

読書量は多くない方ですが、毎月雑誌など含めて2〜3冊は買って読んでます。

 そんな中で、読み切るのが惜しくて最後まで読まずに止まっている本が3冊あります。正確には先日増えて3冊になりました。増えたのはこれ。

「谷中レトロカメラ店の謎日和」です。

 

中古カメラを題材にしたミステリー作品ということで、店長とアルバイト店員が行く先々で凄惨な事件が起こり、その事件現場の写真からをジッチャンの名にかけて推理し、カメラ型麻酔銃で探偵を眠らせて事件を解決する…

 んなわけありません。

 

実際はカメラや写真に関わる小さな「謎」を解明して行くうちに、関係する人たちの知られざる背景や想いが明かされて来る…と言う非常に読後感の良い短編集です(Amazonさんに良いレビューがありますので興味ある方はそちらもどうぞ)。

 短編集と言っても全体での大きな流れや伏線もあって私ながらに「推理」しながらよんでいたんですが、1冊目の最後の章でそれが(私の推理なんかより余程深いところで)すこーんと外され、その衝撃と面白さのあまり2冊目を読んで結末を知ってしまうのがもったいなくなったというところです。

 

 

ちなみに残りは私が勝手に師と仰いでいるハービー山口先生の「雲の上はいつも青空」。私が人に贈った優しくない唯一の本でもあります。自分が読み切ってないのに(笑)。

雲の上はいつも青空 ?ハービー・山口 フォトエッセイ? (玄光社MOOK)

雲の上はいつも青空 ?ハービー・山口 フォトエッセイ? (玄光社MOOK)

 

 

 で、あとひとつが魔法陣グルグル」。ええ、マンガです。が何か?(笑)。

 いつの間にか「2」も出てたんですね。
20年ぶりっ子で読んでみようかな。

 

いつものことですがAmazonさんアフィリエイトをしてます。よろしくお願いします。